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悪徳商法・詐欺の種類や手口について

悪徳商法と詐欺はかなり近いものであり、悪徳商法の多くが詐欺行為を利用して利益を得ていることから詐欺を悪徳商法の一つとして捉えることも可能となっています。また多くの種類があり、以下で主だった例を挙げます。


・点検商法
家の点検を無料でするという業者が訪問し、家がシロアリの被害にあっている、水道管が劣化し水が汚いなどと嘘をつくことで不必要な工事をし、その対価を要求する商法

 

・催眠商法
人を集め、その上でサクラを利用することで会場の雰囲気を盛り上げるなどして冷静な判断ができないようにし、高額な商品を買わせるという商法

 

・マルチ商法
高額な健康食品などを買わせ、他に商品を購入する人を紹介すると紹介料がもらえることとし、ピラミッド状に会員を増やしていくという商法

 

・情報商材
インターネットで儲ける方法や宝くじが当たる方法など加害者の持つ情報があれば莫大な利益を上げられるなどとし、その情報自体が商品となる商法

 

・押し売り
被害者の家に押しかけ商品を購入するまで帰らないといった形で買わざるを得なくさせる商法

 

悪徳商法では、訪問販売が8日間、マルチ商法では20日間など期間に違いはありますが、一旦締結した契約を一定期間無条件で解約できるクーリングオフが可能となっていることもあります。商法が詐欺に基づくであればその主張により契約を取り消す、高齢者に何度も同じものを購入させるなどの場合には消費者契約法により契約を解除するなどもできます。
悪徳商法の被害にあった際には泣き寝入りするのではなく、早い段階で弁護士に相談し対応していくことが大切です。

 

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〈 東京弁護士会/日本弁理士会 〉

弁護士 冨永 博之

  • 経歴
    • 香川県東かがわ市出身(昭和22年3月17日生)
    • 昭和46年3月 東京大学工学部船舶工学科修士課程修了
    • 同年4月 佐世保重工業株式会社入社(昭和62年10月に退社するまで、大型船の船型設計、開発に従事)
    • 平成7年4月 弁護士登録(47期、登録番号24031)、野上法律特許事務所入所
    • 平成15年2月 弁理士登録(登録番号12680)、冨永法律特許事務所設立
    • 平成7年4月~現在  東京弁護士会知的財産法部会所属
    • 平成12年4月~令和2年3月 (民暴委員)
    • 平成16年4月~平成30年3月 (調停委員)
  • 著書
    • 知的財産権用語辞典(共著) 日刊工業新聞社
    • 知的財産法重要判例(共著) 学陽書房
    • 不正競争の法律相談(共著) 学陽書房

事務所概要05

事務所名 冨永法律特許事務所
代表弁護士 冨永 博之〈 東京弁護士会/日本弁理士会 〉
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電話番号 03-5297-2130
FAX 03-5297-2131
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定休日 土・日・祝〈 事前予約で休日も対応 〉
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